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ニスで加工されたMORTEX®コーティングを、どのように汚れないようにするのですか?
ニスがその本来の性能を発揮するためには、ニスの一般的工法と、www.bealinternational.comで閲覧できるテクニカルデータシートに記載されている施工法を遵守しつつ施工する必要があります。
表面が傷つけられ、膜が破損されたニスの表面は、汚れ防止加工を行っていない面と同じです。その膜の破損された部分に現れた染みや汚れを落とすことは大変困難でほぼ不可能と言えるでしょう。
それぞれの製品のテクニカルデータシート( www.bealinternational.comでダウンロード可能)を施工前に注意深く読み、理解してから施工を行ってください。本来の性能を発揮させるためには:
・ニスを塗る下地を完全に乾燥するまで待ち、施工前にきちんと汚れをとり清潔な状態に準備します。
・適切な刷毛やローラーで、縦方向、横方向と何度か交差させつつ、ニスを塗り付けます。回を重ねるごとに、刷毛やローラーの圧力を少しづつ緩めていって、最終的に塗り跡が残らないように配慮します。
・凹凸の激しく、小さな穴が多く開いている下地には、ニスをよく含ませた筆の頭で凹みや穴の部分を叩き、穴深部によくニスを入り込ませまてから全体に塗り付けます。この作業を怠ると、ニスの塗られていない穴や凹みから汚れ成分や水分が侵入し、ニスの膜の裏側に、取り除くことが不可能な染みが発生します。