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MORTEX®コーティングの目地、あるいは MORTEX®コーティングと他の素材の間に設ける目地には、どのような種類の収縮性のある材料が使えますか?
際や縁に使う柔軟性の高いコーキング(例:床と壁の間、床と家具の間など)には、各素材の収縮膨張で起きる動きに対応するために、MSポリマー(変性シリコン、天然石やガラスに対応するもの)の使用を推奨します。バッカーの使用も合わせて推奨します。
この材料は、MORTEX®コーティングと接触した部分や他の素材に、一般的なシリコンのような染みを作りません。さらにMSポリマーは、防水性能が高いという利点があり、構造的な動きが発生する可能性のある部分の目地材として多く使用されています。オイル系のものを汚れ防止に使用する際、加工を行う前にコーキングをうつ作業を行う必要があります。
例えばシャワー室を作る際、トレイの縁とMORTEX® コーティングの間に3mm程度の隙間を均一に設け、MSポリマーを打ちます。必要であればバッカーを使用してください。
水道管を通した穴の周りにもMSポリマーでコーキングをうつ必要があります。
コーキングは経年で劣化しますので、定期的に検査し、必要であれば交換します。