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MORTEX®コーティングの製品と、他社のものを組み合わせて施工することは可能ですか?
出来ません。他社の製品で弊社の登録商標を保証することはできず、他社の製造を弊社で管理できないという、シンプルで当然な理由です。
不具合は、準備中の攪拌作業中、あるいは塗り付け施工時、もしくは施工後しばらく期間を置いて発生する可能性があります。
関連する質疑応答
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MORTEX® 製品を研磨する際、どのくらいの養生時間を設ける必要がありますか?
通常の条件下で、20度の温度で乾燥させた場合、最低48時間養生します。 膜内部まで十分硬化し、研磨作業でかかる外力に耐えうる接着性が得られるまで、MORTEX® 製品を養生してください。
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MORTEX® コーティングはどのようにメンテナンスしますか?
MORTEX COLOR 2-N、F1、F2、F3、F4で作られた面のメンテナンスは;
ー汚れ防止加工されていない場合;腐食成分を含まないもので均一に洗浄、メンテナンスを行う。
ー汚れ防止されている場合;使用したBEAL製品のそれぞれのテクニカルデータシートを参照。日々の清掃には;FINISH SA TRの水溶液を使用。
カルキ除去には;F&Q 「MORTEX®コーティングにこびりついたカルキはどのように洗浄しますか?」を参照。
各種汚れ防止剤 Polythane N120、FINISH SA、Oil OH、Bipur、Repeloil、Bealwaxを使用の際には;それぞれのテクニカルデータシートを参照。 -
フレスコ塗りで仕上げられた MORTEX® コーティングとは何ですか?
二層重ねで、フレスコ塗りで仕上げられたMORTEX® とは、一層目がまだ完全に硬化しきっていない状態で二層目を重ね塗りする技法で作られた面です。二層目を塗り重ねる際のタイミングは:
– 手のひらで塗った面を押さえた際、跡がつかない程度に硬化している状態、
– その一方で、指先で一点を回転させながら軽く押していると、MORTEX®の膜が少し凹むくらいの状態です。 -
MORTEX® コーティングで、洗面台、洗面シンクは作れますか?
MORTEX® コーティングで、洗面台、洗面シンクをつくると、とても美しく仕上がります。
お客さまの使用の仕方、頻度、嗜好に従い、汚れ防止加工は必然的に行われなければなりません(F&Q 「どのようにMORTEX を手入れするのですか?」を参照)。 -
MORTEX® コーティングはどのような下地に施工できますか?
施工前、後の下地は、良好な状態で、乾燥し、光沢のあるツルツルの状態ではなく、埃や油成分などが付着していない清潔なものでなければなりません。また材質は硬質で、ゼリーのように柔らかくなく、且つ粉を噴いた状態でないものに限ります。
MORTEX® COLOR 2 は様々な下地に接着します。
- 鉱物下地:モルタル、スラブ、コンクリート、各種壁用塗材、セメント系塗材、表面が光沢でないタイル、など。
– MDF など、木チップを圧縮し防水加工されたパネル
– 強化材を伏せ込んでセメント系塗材で加工されたポリスチレンやポリウレタン製のパネル、あるいは繊維セメントパネル。
– 石膏、石膏パネル(通常のものと防水加工が施されもの)。
– ガラスや金属上にも接着試験を行い、よい結果が得られました。
その他の素材をご使用の際は、事前試験を行なってください。プラスチックでコーティングされた面は避けてください。
下地が様々な他の素材で構成され、継ぎ目があり、且つ安定していない場合(タイルや木パネルなど)、それぞれの下地の表面張力の違いから生じる膨張収縮の動きを可能な限り抑え込み、剪断されることを避ける対策をとる必要があります。その際、下記の対策が考えられます。
• 継ぎ目となる部分に強化材、あるいはネットを貼る
• テクニカルレイヤー一層目の膜内全面に強化材を伏せ込む
• コーナー(入隅、出隅)にモルタルに接着する専用強化マットを貼る
• 下地表面全体に、下地と塗材の接着を解離させ動きを吸収する膜を張る
下地の安定性を確保することが大前提となります。わからない点があれば、弊社担当までお問い合わせください。いずれの場合においても、事前試験を行い確認することをお勧め致します。