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MORTEX® コーティングはどのような下地に施工できますか?
施工前、後の下地は、良好な状態で、乾燥し、光沢のあるツルツルの状態ではなく、埃や油成分などが付着していない清潔なものでなければなりません。また材質は硬質で、ゼリーのように柔らかくなく、且つ粉を噴いた状態でないものに限ります。
MORTEX® COLOR 2 は様々な下地に接着します。
- 鉱物下地:モルタル、スラブ、コンクリート、各種壁用塗材、セメント系塗材、表面が光沢でないタイル、など。
– MDF など、木チップを圧縮し防水加工されたパネル
– 強化材を伏せ込んでセメント系塗材で加工されたポリスチレンやポリウレタン製のパネル、あるいは繊維セメントパネル。
– 石膏、石膏パネル(通常のものと防水加工が施されもの)。
– ガラスや金属上にも接着試験を行い、よい結果が得られました。
その他の素材をご使用の際は、事前試験を行なってください。プラスチックでコーティングされた面は避けてください。
下地が様々な他の素材で構成され、継ぎ目があり、且つ安定していない場合(タイルや木パネルなど)、それぞれの下地の表面張力の違いから生じる膨張収縮の動きを可能な限り抑え込み、剪断されることを避ける対策をとる必要があります。その際、下記の対策が考えられます。
• 継ぎ目となる部分に強化材、あるいはネットを貼る
• テクニカルレイヤー一層目の膜内全面に強化材を伏せ込む
• コーナー(入隅、出隅)にモルタルに接着する専用強化マットを貼る
• 下地表面全体に、下地と塗材の接着を解離させ動きを吸収する膜を張る
下地の安定性を確保することが大前提となります。わからない点があれば、弊社担当までお問い合わせください。いずれの場合においても、事前試験を行い確認することをお勧め致します。